エアコンの空気を隣の部屋へムダなく送る方法
ポリ袋を使って、エアコンの冷気または暖気を、隣の部屋へムダなく送る方法を紹介します。
ポリ袋とテープでダクトを作る
私の引越した賃貸物件には、リビングに三菱の12畳タイプのエアコンが初めから備え付けてありました。しかし、隣の和室にはエアコンはありません。その和室で冷房や暖房を使いたい時は2部屋分を電力を消費するしかありませんでした。
そこで、ポリ袋(ゴミ袋)をつなぎ合わせた空調ダクトを作り、エアコンの排気口に覆い被せて布テープで固定し、エアコンの空気を強制的にコントロールする仕組みを作りました。下はエアコン運転時の様子です。
前面パネルが開いても袋が破けないようにしています。
製作方法
ステップ1:90Lのポリ袋を買う
市販で売っている45Lのポリ袋(ゴミ袋)では小さいため、ネットで90Lのポリ袋を買います。私は日本サニパックの「業務用ポリ袋 90L N-93」を買いました。
ステップ2:ポリ袋をつなげる
ポリ袋をハサミやカッターで切って筒状にしたものを布テープやビニールテープでつないでいき、長いダクトをつくります。この作業が面倒な方は、値段が高いですが、フレキシブルダクトを使えば短い時間で終わります。
ステップ3:エアコンの吹き出し口にポリ袋をつなげる
エアコンの吹き出し口(冷気や暖気が流れるところ)に、先ほどのポリ袋でできた長いダクトを布テープやビニールテープで空気が隙間から逃げないようにつなげ、完成です。
夏は冷房に、冬は暖房に、私はこのシステムを使っていますが、ポリ袋は丈夫なままです。ただ、徐々にテープが剥がれてくるのでメンテナンスは必要です。
ドアも隙間を埋める
せっかくエアコンの空気が来ても、ドアの隙間から冷気または暖気が逃げてはエアコンの効果が低くなります。
そこで、ドアにポリ袋をテープで貼って和室の空気が逃げないように工夫しました。
下はドアを占めている状態です。ポリ袋なので柔軟に対応します。