小型ロケットストーブ比較
薪を使って料理が作れる小型ロケットストーブが販売されています。そこで小型ロケットストーブを比較します。
5千円で買えるものや、持ち運べるものまで
小型ロケットストーブは大手ネットショップで販売されており、その中で「ひだるまくん」「エコズーム・バーサ」「クックくん」を比較します。
ひだるまくん | ロケコ | エコズーム・バーサ | クックくん | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 手軽に持ち運べる。 |
ロケットストーブ型なので燃料補給が楽。 防災安全協会推奨品。 |
高い耐久性能を持つ。 |
ロケットストーブ型なので燃料補給が楽。 2年保証。 |
重さ | 不明(4kg以下) | 5kg | 6.5kg | 20kg |
サイズ(mm) |
直径200 高さ360 |
幅125 奥行き150 高さ625 |
直径240 高さ290 |
幅225 奥行き380 高さ710 |
価格 | 4,968円(送料別) | 19,000円 | 19,800円 | 47,000円(送料別) |
(価格は2017年6月時点、税込み)
ひだるまくん
ひだるまくんは、約5千円で買える手軽さが売りです。
一方、薪の投入口が狭いので、あまり大きな薪は投入できません。また、ステンレス製のロケットストーブは故障するで紹介しましたが、ステンレスのロケットストーブはワンシーズンで壊れます。
よって、ひだるまくんはキャンプなどの少しだけ利用する用途に向いています。
ロケコ
ロケコは、ロケットストーブ型の燃焼方式を採用しており、燃料となる薪を効率的に燃焼することができます。また、薪が自動的に下へ落ちていくため、燃料の補充もしやすい構造となっています。
一方、ロケコ本体に使用されている材質の厚さが薄く、二重構造にもなっていないので製品を長く使う用途には向いていないでしょう。また、倒れやすい構造をしており、カレーのような重量の重い料理には向いていません。
ロケコは一般社団法人・防災安全協会の防災製品等推奨品です。
エコズーム・バーサ
エコズーム・バーサは耐熱構造にすることで本体を触ってもあまり熱くならず、ハンドルもシリコンカバーで熱くならない仕様です。また、13,000時間の高い耐久性能を誇っています。
一方、薪の投入口が狭いので、あまり大きな薪は投入できません。
クックくん
クックくんは、ロケットストーブ型の燃焼方式を採用しており、燃料となる薪を効率的に燃焼することができます。また、薪が自動的に下へ落ちていくため、燃料の補充もしやすい構造となっています。
クックくんは薪の投入口が大きいため大きな薪も入り、投入口が斜めになっているので薪の投入が楽です。また、燃焼部の配管が2重になっており、壊れにくい構造です。
一方、価格が高く、重さは20kgもするため持ち運びには向いていません。