薪ストーブの煙で苦情が出た時の簡単な対策方法

薪ストーブの煙が原因で近隣住民から苦情が出た時、簡単な対策方法があります。それは薪の代わりにペレットやブリケットを使うことです。ペレットやブリケットを使えば薪よりも煙が出にくく、匂いも少なく、燃料コストが低くなります。

近隣住民とのトラブルは全国各地で多発中

薪ストーブの煙による近隣住民とのトラブルは全国各地で多発しています。

その原因は、日本の住宅には(2003年度の建築基準法の改正により)24時間換気システムが導入されており、外の空気が家の中に入ってくるためです。

そんな中、近隣住民から薪ストーブを使うなと言われても、多額の費用をかけて導入した薪ストーブを手放すのはもったいないですよね。

薪の代用品を使うと煙が出にくくなり、燃料コストも下がる

そこで、薪ストーブまたは薪の代用として以下の方法があります。

  1. ペレットを使う
  2. ブリケットやオガライトを使う

ペレットを使う:煙が出にくく、コストは1/3へ

ペレットとは、木材のおがくずを圧縮して加工したものです。ペレットは薪に比べて煙が出にくく、匂いも少ないことが特徴です。

また、薪ストーブとペレットストーブの初期費と維持費を比較で詳しく紹介しましたが、ペレットの燃料コストは薪の1/3であり、ペレットの方が経済的です。

記事「薪ストーブでペレットを快適に使うには」で詳しく紹介しましたが、下の2つの動画のように、薪ストーブ内にペレット用燃焼バスケットを設置すれば、ペレットの燃焼や補給がしやすくなります。

ブリケットやオガライトを使う:薪のように使える

ブリケットとオガライトは先ほど紹介したペレットと同じく、木材のおがくずを圧縮して加工したものですが、大きさが薪のように大きいことが特徴です。

下の動画は薪ストーブでブリケットを燃焼させた様子ですが、薪のように燃えることが特徴です。

そして下の動は薪ストーブでオガライトを燃焼させた様子ですが、こちらも薪のように燃えることが特徴です。