炉台の蓄熱性、コスト、耐久性を比較
書籍「薪ストーブ生活」で解説している情報をもとに、レンガ、コンクリート、天然石、鉄板・ガラス、タイルといった薪ストーブの炉台の蓄熱性、コスト、耐久性を比較します。
レンガvsコンクリートvs天然石vs鉄板・ガラスvsタイル
沐日社出版の書籍「薪ストーブ生活」では、炉台に用いるレンガ、コンクリート、天然石、鉄板・ガラス、タイルの特徴を紹介しています。
本書に掲載されている情報をもとに、各炉台の特徴を下の表にまとめました。
レンガ | コンクリート | 天然石 | 鉄板・ガラス | タイル | |
---|---|---|---|---|---|
蓄熱性 | 最良 | 良 | 最良 | 最悪 | 普通 |
コスト | 悪 | 最悪 | 普通 | 最良 | 普通 |
耐久性 | 良 | 最良 | 普通 | 良 | 普通 |
それぞれの特徴を紹介します。
レンガ
薪ストーブの炉台として最も伝統的な素材は耐火レンガです。蓄熱性が非常に高く、DIYも可能です。一方、壁や床への負担は大きく、補強工事が必要な場合もあります。
コンクリート
コンクリートは耐久性に非常に優れています。一方、大幅なリフォームが必要であり、コストが高くなります。
天然石
天然石は主に床部分だけに使われ、設置が簡単で、蓄熱性が非常に優れています。一方、衝撃に弱いことも事実です。
薪ストーブ用 天然石炉台(1枚)&炉壁(各2枚)セット
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鉄板・ガラス
薪ストーブにボトムヒートシールドが付いており、床への熱対策がなされている薪ストーブの炉台には、薄い鉄板やスチール、耐熱ガラスが使えます。
薄い鉄板やスチール、耐熱ガラスは価格が非常に低くて、軽量で、設置が簡単です。一方、蓄熱性が低く、ガラスの場合は衝撃に弱いです。
タイル
タイルは、広さに応じて施工面積の調整が簡単にできます。また、他の炉台に比べて、タイルの蓄熱性やコスト、耐久性は中間くらいです。