ウッドストーブ比較
次の条件を満たすウッドストーブを比較します。
- ペレットが使える
- 移動式
- 料理が可能
超軽量タイプからロケットストーブタイプまで
上記の条件を満たしたウッドストーブは次の4製品です。
ウッドバーニングストーブ | ソロストーブ | ウッドストーブ 炎・ほむら | ペレコ | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 価格が低い。 | 本体が軽い。 |
長時間使える。 20年保証。 |
ロケットストーブ型なので燃料補給がしやすい。 |
サイズ (mm、組み立て時) |
外径138 高さ170 |
外径145 高さ145 |
外径200 高さ300 |
幅125 奥行150 高さ625 |
重量 | 350g | 225g | 推定5kg | 5.8kg |
材質 | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 鋼管 |
生産地 | 中国製 | 中国製 |
日本製 20年保証 |
日本製 |
価格 | 1,690円 | 8,640円 | 18,000円 | 22,000円 |
(価格は2016年8月時点、税込み)
ウッドバーニングストーブ
ウッドバーニングストーブはイギリスWild Stoves社の「ワイルドストーブ」をマネした中国製品です。
ウッドバーニングストーブのメリットはワイルドストーブより価格が数分の1であることです。
一方、デメリットは製品本体の底側に穴が開いているため、灰が必ず下に落ち、灰の処理が必要になることです。
ソロストーブ
ウッドストーブの代名詞であるソロストーブは、先ほど紹介したウッドバーニングに比べて外径と高さが一回り大きいにもかかわらず、重さは2/3程度に軽量化されています。
一方、価格はウッドバーニングの数倍に跳ね上がっています。
下のメッシュガードをつければペレットなどの小さな木材でも底に落ちることなく使えます。
下はソロストーブの公式動画です。
ウッドストーブ 炎・ほむら
(販売停止)
ウッドストーブ 炎・ほむらは、重さが本体だけでも3.5kgあり、山歩きには向いていません。自宅や車で出かけるキャンプの使用に向いています。
ペレットを満タンに入れれば30分間は燃え続けるため、長時間の燃焼用途に向いています。また、ストーブ本体やベースプレート、燃料タンクといった重要な部品は20年保証をつけており、保証のきかないザルと五徳は市販されている製品で代替可能です。
よって、ウッドストーブ 炎・ほむらは、頻繁にウッドストーブを使いたい人に向いていますね。(詳しいレビューはウッドストーブ 炎・ほむら?レビューで紹介します)
下はウッドストーブ 炎・ほむらの公式動画です。
ペレコ
ペレコは、ロケットストーブ型の燃焼方式を採用しており、燃料となる薪やペレットを効率的に燃焼することができます。
燃焼中のウッドストーブにペレットを追加で補充した際の問題点は、炎が消えることです。しかし、ペレコは燃料の補充がしやすく、炎を消すことなく自動的に燃料が下へ落ちていく構造となっています。
一方、ペレコ本体に使用されている材質の厚さが薄く、二重構造にもなっていないので製品を長く使う用途には向いていないでしょう。また、倒れやすい構造をしており、カレーのような重量の重い料理には向いていません。
倒れやすさを解消する方法として、固定台がセットになった、下のタイプがオススメです。