木材を燃やして電気を作れる小型発電機を比較
薪や枝などの木材、そして木質ペレットを燃やした熱で電気を作れる、家庭用の小型発電機を比較します。
数万円で購入できる
木材を燃やして発電する製品はいくつか販売されています。その中で、モンベル「バイオライト キャンプストーブ2」とクールアイランド「熱電発電機 ミニ」を比較します。
バイオライト キャンプストーブ2 | 熱電発電機 ミニ | |
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特徴 |
蓄電池が内蔵され、モバイルバッテリーとしても使える。 内蔵ファンにより高い燃焼効率が実現。 家庭用コンセントプラグは使えない。 |
ストーブの上または側面に本体を取り付けて使用する。 15Wの発電をするのに350度の表面温度が必要。 家庭用コンセントプラグは使えない。 |
発電能力 | USB:3W(5V) |
DC:15W(12V) USB:5V |
充電能力 | 2,600mAh | なし |
サイズ |
φ:127 H:210mm (収納時) |
W:220 D:145 H:102mm |
重さ | 935g | 2750g |
価格 | 18,360円 | 19,980円 |
(価格は2017年4月時点、税込み)
これら2製品の特徴やメリット、デメリットを詳しく紹介していきます。
バイオライト キャンプストーブ2
下の動画はモンベル社が販売している「バイオライト キャンプストーブ2」を紹介したものですが、ウッドストーブとモバイルバッテリーを合体した、軽量の小型発電機です。
キャンプストーブ2は枝や木質ペレットを燃やした熱で発電し、その発電した電気は本体で蓄電され、スマートフォンやライトなどのモバイル機器を充電することができます。
一方、出力端末はUSBしか対応していないため、一部のモバイル機器しか充電できません。
バイオライトは本体内部に風力調節機能付きのファンが搭載されているため、高い燃焼効率で強力な火力を出すことができます。
バイオライトは発電よりも燃焼することがメインの製品であり、キャンプや災害時に重宝する製品だと思います。
熱電発電機 ミニ
クールアイランド社が製造している「熱電発電機 ミニ」は主にストーブの上または側面に本体を取り付けて使用する小型発電機です。
発電機のホットプレートが350度に熱せられた場合、15Wの電力を発電します。しかし、薪ストーブの適正な表面温度を超えているため、薪ストーブ本体が傷んでしまう可能性があるのです。
よって、この製品は災害時などの非常時に向いています。
なお、発電能力が45Wのタイプもあります。