真空管を使ったソーラークッカーを比較

ソーラークッカー(太陽熱調理器具)の中でも真空管を使ったものは熱が逃げにくく、短時間で高温になります。そこで、真空管を使ったソーラークッカーを比較します。

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下の表は大手ネットショップで販売しているソーラークッカー「エコ作500」、「サンロケット」、「GoSun Stove」の3つを比較したものです。

ソーラークッカーを比較
エコ作500 サンロケット GoSun Stove
サイズ(展開時) 475×
430×
145mm
420×
200×
100mm
610×
410×
300mm
ガラス管内容積 500ml 500ml 1200ml
重さ 700g 1kg 3kg
価格 9,200円 10,584円 34,800円

(価格は2017年5月時点、税込み)

これら3製品の特徴やメリット、デメリットを詳しく紹介していきます。

エコ作

下の動画は、寺田鉄工所が製造しているソーラークッカー「エコ作」について紹介したものです。

エコ作は真空二重構造のガラス管を利用して、ガラス管内部の温度を200度まで上げることができます。

一方、エコ作は加熱する際にアルミホイルを使うことを前提にしているため、作れない料理もあります。

サンロケット

下の動画は日本エコル社が公開しているソーラークッカー「サンロケット」について紹介したものです。

ガラス管内部の温度を200度まで上昇させることができ、折りたたんで持ち運びしやすい構造になっています。

サンロケットは水を沸騰させることが可能ですが、料理はホイル料理に限定されます。

GoSun Stove

「GoSun Stove」はクラウドファンディングによる資金調達で製品化されたソーラークッカーであり、世界40カ国以上で販売され、日本でも2016年度から正規代理店から発売されています。

下はGoSun Stoveを紹介した動画ですが、真空管の内部を洗えるため衛生的であり、様々な料理が可能です。

一方、GoSun Stoveのデメリットは価格が高いこと、そして重いことです。