スマホのサッカーゲームの高額課金者は中国人だらけ
スマホのサッカーゲームの中で最も人気のあるゲームでは、中国人のユーザーが最も多く、高額課金者の上位100人も中国人がほぼ独占状態です。
最も収益額が大きいのはウイニングイレブンクラブマネージャー
Sensor Towerというサイトでは、各アプリのダウンロード数や収益がどの程度あるのかを知ることができます。
(出典:Sensor Tower、上記の値はiOSを対象としたもの)
Sensor Towerによれば、(2016年9月時点で)スマホのサッカーゲームの中で収益額が世界で最も高い、つまり最も人気なのはコナミが配信している「ウイニングイレブン クラブマネージャー」です。
(出典:コナミ)
ウイニングイレブンクラブマネージャーは一般的なサッカーゲームのように選手となって直接プレイするのではなく、監督となって戦術をねったり、クラブチームの経営をシミュレーションするゲームです。
私は実際にウイニングイレブンクラブマネージャーをプレーしましたが、他のスマホのサッカーゲームと比べ、選手の動きを3Dグラフィックスで最もうまく表現しており、高い評価を得ているのも納得です。
(出典:コナミ)
無課金でも遊べるが、ランキング上位にはなれない
ウイニングイレブンクラブマネージャーは無課金者に優しいゲームであり、全く課金しなくても十分に楽しくプレイできます。
一方、ゲーム内に「CLASSIC MASTARS」というユーザー同士で競い合うイベントがあるのですが、課金してレベルの高い選手をたくさん集めないとランキングで上位になれません。
そのCLASSIC MASTARSでは1~100位までを中国人がほぼ独占しています。
(出典:コナミ)
おそらく富裕層が高額の課金をしているのでしょうが、サッカーゲームの高額課金者が中国国内に多いことが印象的ですね。
リアルの世界でもスター選手を爆買いしている
下の動画は中国国内のプロサッカー事情について紹介したものです。
中国のサッカークラブは、日本では到底獲得できないスター選手を次から次に爆買いしており、中国人のサッカーに対する関心の高さが現れています。
そのサッカー熱が反映しているのか、下はウイニングイレブンクラブマネージャーの国別のユーザー数を示したグラフですが、ユーザー数は中国が1位です。
(出典:Sensor Tower)
スマホでもリアルでも、中国人のサッカーに対する投資熱はまだまだ続きそうですね。