ウイイレに続いてFIFAも「重課金ゲー」へと変貌
ウイイレもFIFAも、100万円程度課金しないとランキングの上位にいけない、重課金ゲーへと変貌しました。
人気の選手を獲得するのに数十万円かかる
Game*Spark「『FIFA 18』ユーザーによるボイコット運動が勃発―ゲーム内課金要素も関連?」によれば、人気のサッカーゲームで、EAが販売する「FIFA 18」では、人気の選手を獲得するのに、ゲームの購入代金とは別に数十万円が必要な状態となっており、FIFAのファンの中で不買運動が起きています。
もともと課金制は、2011年に発売されたFIFA12またはそれ以前から導入されており、「ウイイレ(ウイニングイレブン)」シリーズを発売するコナミも、2014年に発売されたウイイレ2015から課金制を導入しています。
両社とも、課金制を導入した頃は、少し課金するだけでゲームを十分に楽しめる仕組みとなっていました。
その後、オンライン対戦の導入などによってソーシャルゲームの要素が強まり、結果的にFIFAもウイイレも100万円程度課金しないと、ランキングの上位に行けない重課金ゲーへと変貌しています。
新作が出ると獲得した選手は使用できなくなる
FIFAもウイイレも、毎年新作が発売されていますが、例えば2017年版で獲得した選手は2018年版に引き継げません。
つまり、2017年版で重課金してランキングの上位にいっても、その強さを維持するためには、2018年版でも同額を課金しなければなりません。
普通に考えれば、「重課金者はゲームを辞めてしまうのではないか」と思ってしまいますが、重課金者は1位になりたくて、また課金しまくるのです。
FIFAもウイイレのように基本プレイ無料になるか
ウイイレでは有料のパッケージ版に加えて、基本プレイ無料版も配信して、ユーザー数を一気に増やす戦略を取っていますが、FIFAもウイイレのように、いずれは数千円するパッケージ版を無料にしそうです。
なぜなら、無料にしても、重課金者が増えるのであれば、そちらの方が儲かるからです。