田舎は自販機の次にコイン精米機が多い
田舎に行くと、自販機に次に多いモノがコイン精米機です。田舎にコイン精米機が多い理由を紹介します。
場所がよければ儲かる
私の住む田舎ではそこら中にコイン精米機があります。
本当は面白い、BtoBソフトウェアベンダー生活記「ちゃんと儲かってる? コイン精米機のビジネスを調べてみた」で紹介されていますが、コイン精米機ビジネスの要点をまとめると、
- コイン精米機の価格は400万円
- 売り上げは場所がよければ月10~15万円
- 電気代は月1万円
お客1人が1日300円(米30kg分)、1日11人利用すれば、売上は月10万円となり、4年で元が取れます。
米農家が私的利用で購入か
しかし、お客が1日11人も来る保証もありません。そもそも、コイン精米機を利用しているお客を見たことがありません。
にも関わらず、私の近くのお店の周りには3台もコイン精米機が設置されています。
おそらく、大規模な米農家が、自ら生産したお米を精米するために購入しているのでしょう。たとえお客が1人も来なくても、精米費用を削減できます。
さらに、コイン精米機は米農家の副収入源にもなります。
よって、田舎にコイン精米機が多い理由は米農家が多いことが原因です。
補足:飲料系の自販機より経済的
飲料系の自販機は、本来はいろんな場所にあったほうが便利なのですが、人気の場所に競合他社が横に連なって設置されています。
その点、コイン精米機は分散されて設置されているので、利用者にとっては便利です。
また、自販機は利用しなくても電気代がかかり環境問題に悪影響でしたが、ライトのないコイン精米機は利用していない時に電気代がほとんどかかりません。(私は実際に電気メーターを見ました)