電気代が上がった原因は使っていない給湯器だった
使っていない給湯器の凍結防止ヒーターが作動して電気代が上がりました。そこで、安全に凍結防止ヒーターを停止して電気代を節約する方法を紹介します。
1ヶ月1440円のムダに
田舎に引越してプロパンガスを契約しましたが、ガス代が非常に高かったので1ヶ月で解約しました。
しかし、自宅の外に設置してあるガス給湯器の電源は凍結防止のため抜いておらず、寒くなると凍結防止ヒーターが作動します。
その結果、冷蔵庫や暖房器具といった自宅の家電製品をすべて停止させても電気メーターがグングン回り続けており、ムダな電気が流れていました。
流出した電気量から電気代を計算すると、以下の電気代がムダに垂れ流されていたことがわかります。
80W×24時間×30日×0.025円/W=1ヶ月あたり1,440円
凍結防止ヒーターを停止しても機器を凍結させない方法
ノーリツ「凍結による給湯機器の破損(故障)予防のお願い」で紹介していますが、凍結防止ヒーターは凍結による給湯器の故障を防ぐ目的で作動しています。
凍結により給湯器が故障したときの修理は保証期間内であっても有料修理になるので、ここからは自己責任のもと、凍結防止ヒーターを安全に停止する方法を紹介します。
まず、自宅の外に設置してあるガス給湯器の電源プラグを抜きます。
次に、ガス給湯器の排水栓をゆるめます。水が毎秒1滴ずつ流れ落ちますが、この程度の水量では水道代は全くかかりません。これで作業は終了です。
作業が終了した後、念のため電気メーターを確認しましたが、ほとんど回っていませんでした。やはり、電気メーターがグングン回る、つまり電気代が上がった原因はガス給湯器の凍結防止ヒーターによるものであることが確定しました。