電気と水を使わない!コンポストトイレ
電気と水を使わない便所「コンポストトイレ(バイオトイレ)」の作り方と使い方を紹介します。
2万5千円でコンポストトイレを自作
電気と水を使わないコンポストトイレ(別名バイオトイレ)の簡単な作り方は安曇野パーマカルチャー「運搬できるコンポストトイレ」で公開されています。
サイトの情報をもとに、私も「自然にカエル」(2万円)を買ってコンポストトイレを作りました。
サイトでは、便座が4,000円程度で売っていると書かれていますが、私が見た時は売っていません。
そこで、杉の木を使って自作しました。(詳しい作り方は省きます)
使用方法
便を出したらかき混ぜる
便を出したら、レバーを回して土とかき混ぜます。便は土を混ぜれば匂いはほとんどしません。
一方、小便も出すと匂いがきつくなります。
トイレットペーパーは焼く
土でトイレットペーパーも分解できますが、完全に分解するまでとても時間がかかります。ダンボールやバケツに入れて、焼いたほうが楽に処理できます。
週1回は土を日干し
安曇野パーマカルチャーでは、土代わりにピートモス・米ぬか・薫炭を使用していましたが、私は「自然にカエル」に付属していたチップ材を使用しました。
便が貯まっていく内に水分量が増え、臭くなっていきます。週に一度は乾いた段ボールでチップ材を移し替えて日干しして、チップ材を乾燥させます。
本格的な電動式も
「自然にカエル」の問題点は、換気ファンとヒーターがないため、微生物の活動が遅く、水分が蒸発しにくく、匂いもすることです。
一方、電気を使った本格的なコンポストトイレもあります。詳しくは【震災時に役立つ】水や電気を使わないトイレを比較で紹介します。