ソーラー蓄電器SL-12Hの使用レポート
ソーラー発電機と蓄電池の一体型であるクマザキエイム社の「SL-12H」を使用してレポート(製品レビュー)します。
2日で満充電
私はクマザキエイム社の「SL-12H」を購入して使っています。
太陽光の場合、説明書では12時間で満充電できると書かれています。しかし、「12時間」というのは理想的な気温と日照時間の場合であり、実際には満充電できるのに2日かかります。
本体は重い
本体は9.2kgあります。正直言って重いです。気軽に持ち運びはできません。
充電しながら電力を出力できない
SL-12Hは太陽光やAC電源で充電しながら電力を出力できません。
「昼間は太陽光で発電して夜間に貯まった電力を使用する」といった利用法になります。
熱いので、電池が劣化しやすい
SL-12Hに内蔵されているリチウムイオン電池は、ケースに入っているため熱が逃げにくい構造となっています。結果、リチウムイオン電池が劣化しやすいです。
透明のゴミ袋で雨対策
SL-12Hは防水仕様ではないため、場合によっては雨で壊れる可能性があります。
そこで、私は90Lの透明のゴミ袋(ポリ袋)に入れて雨対策をしています。
分解してみた
雨が原因で、電池残量メーターの表示部分が水滴で曇って見えなくなりました。そこで、水滴を拭き取るためにSL-12Hを分解してみました。
ネジを外していけば簡単に分解できます。
中にはリチウムイオン電池、インバータ、コントローラー、送風機などの各パーツが入っています。ソーラーパネルは簡単に取り外すことができたため、他のパーツも簡単に取り外すことができるでしょう。