さよならプロパン!ガスを使わずお湯でシャワーを浴びる方法

プロパンガスを使わず暖かいお湯でシャワーを浴びるには、「加圧式」「電池式」「電気式」のシャワー使う方法があります。それぞれの方法を紹介していきます。

方法1:電気なし!空気圧で水を流す

水鉄砲のように、ピストンで空気圧を高め、タンクのお湯を勢い良く飛ばす製品があります。下の動画のようなモノです。

私が買ったのはマルハチ産業の「シャワーしま専科 WH-8100」です。

使い方はタンクにお湯を入れ、自転車の空気入れのように、手動で空気圧を高めていきます。

WH-8100はお湯を8Lまで入れることができ、水流は「シャワー」や「ストレート」など5段階のモードに切り替えることができます。

レバーを握った時だけ水を出すこともできますが、フックを調整して、連続で水を出すこともできます。

空気圧を使ったシャワーの最大のメリットは、(製品にもよりますが)水の威力が大きいことです。また、電気が不要なこともメリットです。

デメリットは毎日空気入れの作業があることです。また、水の威力が弱くなっても空気入れの作業が必要になります。

WH-8100のような空気圧を利用したシャワーは、「加圧式 シャワー」や「ポンピング シャワー」と検索すればたくさん見つかります。

方法2:電池式!タンクに付けるシャワー

シャワーをタンクに取り付け、電池で水を流す製品があります。下の動画のようなモノです。

私が買ったのはマルハチ産業の「アウトドアポンプFLP-68」です。電池にはエネループを使っています。

ホースがないタイプの製品は、お風呂以外にも食器をお湯で洗うときにも使えます。

デメリットは水の威力が弱いことです。そして、動作音がうるさいことです。また、ホースがないタイプの製品は、水をかける範囲が限られます。

FLP-68のような電池や、シガーソケットの電気を利用したシャワーは「ポータブルシャワー」「アウトドアシャワー」「モバイルシャワー」「アウトドアポンプ」と検索すればたくさん見つかります。

電気で動くシャワー

バスポンプとシャワーヘッドを組み合わせることでシャワーとして使うことができます。

バスポンプの製品にもよりますが、ナカサ社の「NBP-NBP-50」は下の動画で紹介されているような勢いある水流が出せます。

デメリットは音です。常に大きな動作音がします。

また、コンセントの関係上、風呂の扉を開けっ放しで使うことになるため共同生活の方は恥ずかしいかもしれません。

加圧式・電池式・電気式を比較

加圧式・電池式・電気式のシャワーを比較し、表でまとめました。

加圧式・電池式・電気式シャワーの比較
加圧式 電池式 電気式
特徴 手動で溜めた空気圧で水を流す 電池の電気で水を流す 自宅の電気で水を流す
メリット 水の威力が強い
電気不要
停電時にも使える
停電時にも使える 水の威力が強い
デメリット 空気圧を高める作業(ポンピング)が必要 水の威力が弱い
動作音がする
水をかける範囲が限られる(製品による)
動作音がうるさい
メンテナンスが必要
動作音がうるさい
使用環境 浴室
アウトドア
浴室
アウトドア
流し台
浴室

(上の表は横にスクロールできます)