椅子に乗せるだけで蒸れにくくなるクッションを比較

椅子の上に乗せるだけで温度を下げたり、熱がこもりにくくなったり、蒸れにくくなるクッションを紹介します。

冷却材や送風機を使う製品もある

下の表はクッションの種類別の特徴を示したものです。

クッションを比較
竹マット系 メッシュ系 冷却材系 送風系
特徴 竹チップをつなぎ合わせて作ったクッション 熱がこもりにくい構造の繊維で作ったクッション クッション内部に冷却材を入れて温度を下げる 送風機を使ってクッション内部の熱を外部に逃がす構造
メリット 暑すぎず冷たすぎず、体温を保てる 非常に軽い。
洗うことができるため清潔
熱を下げる効果は非常に大きい 熱を下げる効果は長時間続く
デメリット お尻が痛くなる。
壊れやすい
熱を下げる効果は小さい 熱を下げる効果は短時間。
冷蔵設備が必要
音がうるさい。
電池や電源設備が必要
価格 1,000円~ 2,000円~ 2,000円~ 3,000円~

これら4種類のクッションの特徴をそれぞれ詳しく紹介します。

竹マット系

竹マット系クッションは、竹と竹の間から熱が逃げていく構造です。

一方、長時間座っていると熱くなり、お尻も痛くなるため、長時間の使用には向いていません。

トゲがあったり、カビが発生していたり、臭いがきつい粗悪品もあるため、信頼できるメーカーの製品がオススメです。

メッシュ系

メッシュ系クッションは熱がこもりにくい構造の繊維で作ったクッションです。

非常に軽く、曲げて持ち歩くことも可能です。また、洗うことができるため清潔に保てます。

一方、体重でクッションが沈んでしまうため熱は逃げにくく、熱を逃がす効果は低いです。

冷却系

冷却系クッションは、クッション内部に冷却材を入れて使う製品です。

今回紹介するクッションの中で最も高い冷却効果を持ちます。

しかし、冷却の持続時間は数十分と短いことがデメリットです。一方、冷蔵庫が使える場所で、複数の冷却材を使うなら、このデメリットを克服できます。

送風系

送風系クッションは、電池またはUSB接続の電源を使ってクッション内部に送風し、温度を下げる仕組みです。

クッションを常に同じ温度を保てるため、快適に過ごせます。

一方、音がうるさく、コードに足が引っかかることもあることがデメリットです。